田村 恵美 先生(中学校教員養成課程(当時)卒業)の紹介

(令和3年2月22日作成)

略歴

中学校教諭一種免許状(音楽)・高等学校教諭一種免許状(音楽)を取得され、 旭村立佐々並中学校[現萩市立旭中学校]、阿東町立生雲中学校、 山口大学教育学部附属山口中学校、周南市立富田中学校、 周南市立岐陽中学校を経て、現在(令和2年度)、山口市立小郡中学校に勤務していらっしゃいます。 部活動では、これまで主に弦楽合奏部・吹奏楽部の顧問・指揮を担当され、全国規模のコンクールで素晴らしい成績を残しておられます。

(1)教員を目指した最初の動機、きっかけ

教員への強い希望があったわけではありませんが、高校でその先の進路を考えたときに次のように考え、中学校の教員を選択しました。

  • 友達と毎日ワイワイやっていた中高時代が本当に楽しく、部活動や学校行事も大好きで、一生あの生活が送れたらどんなに幸せだろう・・・。
  • "人"が好き。また、大勢の人とみんなで何かをすることも好きだった。
  • 生徒が精神的に大人になっている高校よりも、不安定な中学生を相手に一緒に一喜一憂し、生涯、喜怒哀楽をしっかり感じて人生を楽しみたい。

(2)印象に残っている大学の授業や活動

  • ピアノのレッスン。本当に本当にお世話になった。たった一人の落ちこぼれ学生のために、膨大な時間をさいてご指導いただいた。このご恩は一生忘れません。
  • 初めて弾いたバイオリンのレッスン。
  • 心理学の授業
  • 部活動。音楽科なのに体育会バスケットボール部に所属。 でも、この活動とそこで出会ったメンバーとの関わり、数々の遠征や厳しい練習に耐えた日々は、私にとっては大学時代の宝物。心身共に鍛えられた。

(3)教員として教壇に立ってからのやりがい、楽しかったこと、教職の魅力

正直「教員として」「教壇に立つ」という考え方?感じ方?をしたことがないし、しないようにしている。 生徒の前に立つときは、「一人の人として」立っているつもり。 自分も永遠に"自分自身を磨かなければ"、"自分を鍛えなければ"、"気を張って!"、 "今の自分にできる精一杯の美しい姿で!"...と、思い行動するように気をつけている。 生徒はきっと「先生」として見ているというよりも「人」を見ていると感じるので。 見透かされていることを忘れず、逆に、そんなに見てくれることを喜びととらえると毎日が楽しい。

「やりがい」「楽しかったこと」は数え切れないほどあるが、思いついたことから記述する。

  • 生徒との心のやりとり。自分の本心や正直な気持ちを話すように心がけていれば、生徒は必ず誠実に関わってくれる。 一生懸命にやればやるほど、心が通じる。 そして、生徒と一緒に必死になって目標に向かったり、クラスを創ったり、授業をしたりする日々は何よりも楽しい。
  • 自分が「おもしろい!」と思い、ちゃんと準備して行う授業は、必ず生徒も目を輝かせる。 感動したりハッとしたりいきいきと活動したりしている姿を見ると、こちらも心の底から嬉しい。 もちろん失敗も多々あるが、授業は毎日でき、全く違う発達段階の生徒たちの授業が次から次へとあるので、楽しいしか無い。
  • 学校行事も予想通り最高。自分のアイディアが企画として取り上げられて学校が変化していくのも面白い。 他人のアイディアにワクワクする時も。生徒全員で一心に向かう時間、活動、その中で普段見られない生徒のいい姿を見たり。 学校行事は授業では見つけられない、一人一人の素顔やいいところを見つけることができる。
  • 部活動は、学校の中ではまたひと味違った、大切な空間で、同じ目標をもった生徒たちと顧問の集団なので、結びつきが強く、 泣いたり笑ったり感動したり、すべての感情を共有できる。 全力を尽くせる場。どの競技や分野になっても(自分が不得意なものでも)、全力で勉強して一緒に必死に取り組んでいれば、 生徒はその気持ちに応えてくれるし、つながりも実感するし、それが結果に現れたりもする。「本物の感動」を味わえる。
  • 「苦労したこと」は事務処理。不得意。研究校に在籍した時には鍛えられた。でもそれが今に活きる。 コロナの休校中はデスクワークのみで最悪だった。生徒あってこその学校と痛感。 学校再開以来、授業も部活動も学校生活全てが、以前に増してかけがえのないものと感じている。

このように教職の「やりがい」は無数。「教職の魅力」=「やりがい全て」。

(4)高校生、受験生に伝えたいメッセージ

中学校・高校時代に何かに一生懸命に(夢中に)なれた人、熱量の大きい(エネルギーのある)人、 人間の、特に成長していく、変化していく子どもたちが好きな人は、ぜひ教員になってほしいと思います。 教職は、変化に富んだ毎日であり、頑張れば頑張るほどもっとおもしろくなります。

大学には、大量の資料があり、研究する時間もあり、専門の教授もいらっしゃいます。 懇切丁寧に一つずつ教えていただけるので、自分の"引き出し"を増やせる場です。 卒業して何年も経ち、いろいろな経験を積めば積むほどその有難さが分かります。 ぜひとも学ぶ姿勢を大切にしてほしいです!(自分の大学在学中の失敗や後悔から、強く思います。)

未来に向かう子どもたちを毎年毎年、ずっと間近で見て感じられるのは最高です。 私はそんな幸せな毎日を過ごしています。

〒753-8513 山口市吉田1677-1 TEL/FAX:083-933-5300/5304(教育学部・代表)
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